晩飯を終えて、後片付けをしていた時のこと。
ちょろちょろ走り回って遊んでいたムスメが「おしっこ、おしっこ」とつぶやきながらトイレに行った。
すると、「ああ〜おしっこが〜！！」
「出ちゃった〜」と言ってぎゃーと泣き出すムスメ。
それを聞いて、思わず吹き出してしまった。
泣いたってしょうがないじゃん。
やっぱ、まだまだ３歳だなぁ。
笑いながら、
「もうちょっとで間に合ったのに惜しかったな〜。今度は早めにトイレ行くんやで」
と言って風呂場へ連れて行き、そのままお湯を沸かして入った。
その昔、わしも何十回とお漏らしをしたっけ。
大抵、トイレに行くのをぎりぎりまで我慢して、やっと行ったトイレでパンツを下ろす前に出てしまうという、今日のムスメと全く同じ状況。
してしまった後に、この始末をどう着けようかと考えるようになったのはいつ頃からだったろう。
ただ、幼稚園時代、何度かこっそりと保健室に行って、パンツを借りたことは覚えている。
何事も経験！
慣れれば対処法も分かるようになるぞ！
頑張れムスメ！
暑くなってきた。そろそろ水遊びのシーズンだな。
でも今年はもう去年の水着は入らないから、新しいのを買わなくちゃ。
ツーは最近服の好みがうるさくなってきたし、一緒に連れてって好きなの選ばせよっと。
と言うわけで、着いた所は激安子供服の店。（西松屋ではありません）
おっ、安い！！しかも結構カワイイのがあるではないか！！
わし 「これは？」
ツー 「・・・・・（首を振る）」
わし 「こっちは？」
ツー 「・・・・・（やっぱり首を振る）
片っ端から見せていくが、ダメ出し連発。
わし 「ん〜じゃ、これは？」
ツー 「！！」
ツー 「これがいいー！これ買うー！！」
ツー氏が目を輝かせて手にしたモノ、それは・・・。
ピンクのお星様とリボンが付いたヒラヒラワンピースであった。（え・・・コレすか・・・？(-_-;)）
わし 「う、う〜ん、これねえ・・・、あっ、こっちはどうよ？これカワイイで」
わしが手にしたのはスヌーピーの絵柄が付いたセパレート。
上が白、下が赤のスカートでデザインも悪くない。
しかし、ツー氏は
ツー 「やだの！これがいーの！」
と譲らない。
それじゃあ、試着して似合うほうに決めよう！
と、両方着せてみたところ、やっぱり後者の方がイイ。
わし 「おおっ、これめちゃ似合ってるやんか〜。な？こっちの方がええと思わへん？」
ツー 「んー、でもやっぱりピンクのがいーの」
わし 「・・・さいですか（がっくし）」
ま、自分の考えをきちんと主張できるのは結構なことです。
かくして、ピンクのひらひらワンピをお買い上げとなったのでありました。
やっぱし、女の子ってピンクとかヒラヒラが好きなもんなんかな〜？
わしとはかなり趣味違いなので、正直、ちょっとだけ、ツライ・・・。
今日は珍しく、ムスメと二人でお出かけ。
昼飯はリッチ（？）にイタリアンです。
さんざん迷った末、「鮮魚のオリーブオイル焼きコース」を注文。
内容は、前菜、スパゲッティ、サラダ、メインディッシュ、デザート、コーヒー。
メニューの選択ができたので、ツーの好みを考えてスパゲッティはミートソース、メインは舌平目のソテーにすることにした。
「はやく、はやく〜」と待ちきれなくてそわそわするツー氏をたしなめつつ、待つことしばし。前菜が運ばれてきた。
大きな皿にちょびっとずつ盛られたものを半分ずつにする。
食べ終わって、「これでおしまい・・・？」ちょっぴり悲しそう。「まだあるって！」
次はスパゲッティ。
「おいし〜」とごきげんでスパゲッティを食べるツー氏。
肉もダメ魚もダメ野菜もダメでアタマ抱えてた、そんなツーさんが、おいしそうにミートソース食ってる・・・。
成長ってすばらしい！！（感涙）
次のサラダはわしが食い、メインの魚は半分こ。
最後に出てきたシフォンケーキはツー、コーヒーはわし。
全部残さず食べ切った。
前から何回か、わし＋子二人で外食したことはあったが、大抵ミスタードーナツかマクドナルドなんかのファーストフード系。
今回初めての試みでどうなることかと思ったが、さしたる問題なく、お食事は無事終了。
３歳も過ぎると、コース料理なんてものもおとなしく食べられるんだなぁ〜。
母ちゃん感激！！また行こーっと！！
最近御洒落に目覚めたツーさんは、花つき髪留めがお気に入り。でも顔ヘンですよ？
今日の晩飯の最中、ツーが突然こんなことを言って、
「ツーはかっこいいおねーさんだからぜーんぶひとりでたべれるの」
肉団子、かぶ、にんじん、水菜のスープ煮も、ナスとピーマン味噌炒めまで残さず全部食べ切った！！
ぬおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ！！！！！
母ちゃん感激！！！！！！！！！
（後日談）
あれから２週間ほど経つが、未だ完食記録更新中である。
成長ってすばらしいね。
ツー氏近影。お子様ランチもひょいぱく。
その１
最近、服の好みが出てきたツー。
母が選んだ服は「イヤ！」と拒否するので自分で選ばせている。
すると、ナゼか毎日ピンク色の服ばかり・・・。
そこで、聞いてみた。
「ツーの一番好きな色ってなに〜？」
「・・・・・・・・・・・（？）」
意味が分からなかったらしい。
質問を変えてみた。
「ツーは黒とピンク、どっちが好き？」
「ピンク！」
「緑とピンク、どっちが好き？」
「ピンク！」
「赤とピンク、どっちが好き？」
「ピンク！！」
・・・・・軽くショックな母でした。
その２
好き嫌い大王だったツーだが、最近ちょっと進歩が見られる。
昨日の夕食はサンマの塩焼き（今年初！）。
食卓に並べると、すぐに、「おさかなたべるー」と。
よしよし待っとれよ〜、と丁寧に骨を取る。さぁどぉぞ。
あっという間に食べ終わり、「もっとー」。
はいはい、とまた骨を取って・・・。
「もっとちょうだーい」
よぅ食べるなぁ。
「もっともっとー」
ま、まだですかお嬢さん・・・。
そしてとうとう、丸ごと一匹食べてしまった。
うれしいけど、ちょっと悲しい母でした。
（わしのサンマが・・・）
ツーと人形劇を見に、いたみホールに行って来た。
演目は、有名な絵本作家、エリック・カールの３作品。
「はらぺこあおむし」、「ごちゃまぜカメレオン」、「ちいさなくも」。
ツー膝上鑑賞（無料）なので、大人一枚3000円。公演時間は50分。
ってことは、10分600円、1分60円？！
たっか〜い！
まぁ、ゲームセンターで1回100円の乗り物に30回乗るよりはええわな。
結構見ごたえあったし、ツーも喜んでたし・・・。
でも高い・・・。（ぼそっ）
今日一つ確認できたこと。
ツーは、45〜50分ぐらいの公演ならギリギリ耐えられる。
言い換えると、
ツーの集中力、15分は余裕、30分はちょっと飽きてきて、45分は結構ツライ。
２歳半ってこんなもの。
後々のために、覚えておきませう。
近頃、気難しい時期に入ってきたゴー（２ヵ月半）。
大泣きのところを、オムツ換え→乳やり→抱っこユラユラでどうにか寝かしつけた。
以下、わしとツー（２歳４ヶ月）の会話である。
わし：「はぁ〜。疲れたー」
ツー：「・・・・・・・・・・・・・」
わし：「・・・・・・・・・・（甘いものが食べたい・・・・）」
わし：「ゼリーでも食べる？」
ツー：「たべよっか」
わし、ゼリーをひとつ出してきて、ツバメとはんぶんこ。
わし：「おいしいね」
ツー：「おいしいねぇ」
わし：「・・・・・・・・・・・（口の中が甘い・・・・）」
わし：「お茶飲む？」
ツー：「のむー」
わし、グラスを二つ出して、麦茶をコップに注ぐ。
ツー：「かんぱいしよっか」
わし：「うんいいよ」
わ＆ツ：「カンパーイ」
２年前はコイツを寝かせるのに苦労してたのになー。
今となってはこんな会話ができるほどに成長して・・・ううっ、ハハはうれしいぞ。
ゴーも早く大きくなってくれっっ。（そのまえに、早く寝てほしいけど・・・）
朝、洗濯物を干しに庭に出ていると、玄関からガチャッというイヤーな音。
確認しに行くと、しっかり閉まっていた。
リビングの窓も今日は閉めたままだ。やばっ。
ドアの向こうのツーに、
「コラー！鍵閉めたらあかんてー！ココ回してー！オーイ！聞いてるー？！」
などと呼びかけても理解できない様子。
とりあえず洗濯物を干し終わって、
うーん、どうしたもんか・・・
ツーは玄関で遊ぶのに飽きて、リビングに戻っているようだ。
試しに、リビングの窓をコンコンとノックしてみた。
カーテンを開けて顔を出したツー。よしよし。
鍵を指差して「ココ開けて」と言うと、あっさり開けてくれた。（ナゼかうれしそう・・・）
セーーーーーーーーーフ！！！
って感じでした。
めでたしめでたし。
食べるもの
ごはん、納豆、とうふ、いも、かぼちゃ、牛乳、海苔
食べたり食べなかったり
にんじん、ねりもの類（具なし）、卵、ソーセージ
食べないもの
肉、魚、青菜、その他野菜、海草、大豆
わし自身が偏食大王だったので予想していたとは言え、これはマズイ。
自分の経験を思い出しても、こどもたちの偏食は早めに直してやりたいのだ。
（余計な労力＆悩みを抱えることになるから）
何か、うまく偏食を直す方法はないだろか。
わしは考えた。
「嫌いなモンでもそれしかなけりゃー食べるやろ」
名づけて、『嫌いなものしか食卓に出さないよ』作戦である。
これを１日２日続ければ、食べるようになるはず。
「いくら無敵の2歳児でも空腹には勝てまいて（ニヤリ）」
・・・・・・・・が。
それでも食いませんか、お嬢さん・・・・・。（-_-;）
どうやら、2歳児のアタマでは「これを食べないと後でおなかがすいて困る」なんてことは理解できないらしい。
それどころか、自分の満たされない思いが空腹からきているということすら分からないようなのである。
（ハラヘリの時もひたすら「だっこ〜だっこ〜（泣）」）
しかも、効果がないのに加えて、
「残さないで食べな！」とか「後でおなかすいても知らんで！」とか
食事の時間がちっとも楽しくなくなってしまった。
これはイカン。
何事も楽しくやるのがわしのモットーなのだ。
そんなわけで、無理やり作戦は失敗に終わった。
まだ、アレコレと試行錯誤中だが、今のとこ一番効果があるのが
『おだててなだめて食わす』作戦。
口調はあくまでもやさしーく。無理強いはナシ。
皆で注目して大げさに褒めると、調子に乗ってぱくぱく食べたりする。
単純だぞ、2歳児。
でも、これなら雰囲気は悪くならないので問題はない。
しばらくこの作戦でいってみるか・・・・（めんどくせー）
などと考えつつ、今日もツーの食べ残しをせっせと平らげるわしなのであった。